本を読んで<1>

2001年7月17日
脳の機能についての本を読んで。

左脳には「作話」っていう機能(?)があるそうな。
脳梁を切断された患者。
つまり、左脳と右脳の連結が切断された人の
右脳に(左耳から)「立って外へ出てください」と
言うと、立ってスタスタ歩いていくのだけれど、
あらためて「どうしてあなたは外へでたのですか」
とたずねると、
こうした質問を処理する=言語処理する担当の
左脳はこんな答を出したそうな。

「ノドが乾いたのでジュースを買いにいこうと
 思ったんですよ」

本当に脳の中で何が起こってるのかは
実際のところ不明なわけではあるけれど、
こういう話しを読むと思うわけです。

あらゆる価値判断や解釈やなにやかや。
もっともらしい理由や原因が自分には
しっかりとあるように思えても、
それは本当は左脳の架空のお話しなのかも
しれないなぁ。 ってね。

だから嘘だらけ って思うんじゃなくて、
自分を信じすぎるのも如何なものかと。
でも懐疑的すぎると精神衛生上よろしくないので
ほどほどには信じてるけどね。

自分の解釈や判断が絶対まちがいないって
思うことは、
控えめでありたいものです。

<2>以下に続くかどうかは不明(笑)

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

まだテーマがありません

この日記について

日記内を検索